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KMTLエッジテック株式会社
[ 技能試験提供者 認定番号:PTP00040 ]
KMTLエッジテック株式会社(KMTL-ET)では、JIS Q 17043(ISO/IEC 17043)に従って技能試験スキーム提供業務を実施しています。
技能試験は、試験所が適切な試験データを提供できる能力を持つことを実証するために有効な手段です。試験所等が試験所認定を取得または維持するため、技能試験の参加結果は技術能力の根拠の一つとして使用されます。技能試験は、試験所認定の取得または維持のためだけに有効なのではなく、試験所等の品質管理や改善にも役立ちます。例えば、技能試験に参加して外部と比較することによって、自社の試験結果が偏りやばらつきを持っていることに気が付くことがあります。 JIS Q 17025(ISO/IEC 17025)でも、試験結果の妥当性を確保するために技能試験に参加することも一つとされています。
上記理由から、試験業務に携わる関係各位の積極的なご参加をお薦めいたします。
各試験項目につき、年1回の試験を行います。次年度からは自動的に継続参加となり、お申込み内容の変更、または中止は、会員ページより変更が可能です。
技能試験は、まず均質な試料(1組)と試験要領書を配付いたします。参加される各試験所はJIS法及びISO法その他適切な方法で測定された結果をKMTL-ETにご報告いただきます。KMTL-ETにて、各試験所のデータは統計計算された後、会員ページへ報告書(pdf版)がアップロードされます。
・新規参加申し込み期間:
・試験所番号のご案内:
・技能試験用試料の配付:
※試料準備の都合で若干前後する可能性がございます
・試験結果の報告締切日:
※期限後の報告は、統計計算から除外いたします
・最終報告書の発行予定日:
機械試験を業務とする全ての試験所
参加試験所における技能レベルの確認と試験技能の向上に資する役割を果たす。
金属の引張試験及びロックウェル硬さ試験
素材の準備・試験片加工・均質性確認用試験・発送準備
報告書は、JIS Q 17043で推奨された次のような統計処理が行われ結果が評価されます。
① 全体の平均値及びばらつき(標準偏差)などの表示(ロバスト法及び従来法などによる統計処理)
② zスコアバーチャート、ユーデンプロットなどによる、貴試験所の全体にしめる位置を表示
尚、付与値は外れ値を除いたメディアンとする。
試験所名は番号で表示されます。従って、各試験所の試験結果に対してトレーサビリティが確保されているかどうか知ることが出来るとともに、試験結果全体のどこに位置するかが分かります。一方、他の試験所に貴試験所の結果が知られることはありません。KMTL-ETには守秘義務があるため、試験結果が外部に漏洩することはありません。ただし、最終報告書の内容は、規制当局の要求に応じてその全て又は一部を提供又は掲載することがあります。
KMTL-ETが実施する当技能試験はJIS Q 17043に従うものであります。
・金属引張試験:15社~100社
・金属HRC :15社~60社
※ただし、各試験の参加数が少数(15試験所未満)の場合は、中止いたします。
会員サイトへログイン後、マイページよりお申込みをお願いします。
まだ、アカウントをお持ちでない場合は、先に下記フォームより会員登録をお願いします。
お申込み期間終了後、試験所番号と請求書発送のご案内をいたします。
技能試験に新規お申し込みの方
技能試験にお申し込みの場合、会員登録が必要です。
会員登録はこちらのフォームから行えます。
〒675-0155 兵庫県加古郡播磨町新島47-13
KMTLエッジテック株式会社 技能試験推進部(金属の機械試験) 担当:佐伯、藤谷
TEL:079-435-5032
e-mail:kmtl-et-pts@kmtl.co.jp
受付時間:9:00~17:00(土・日・祝日・GW・年末年始・夏季休暇中を除く)
(内容により、お返事を差し上げるまでにお時間を頂く場合や弊社からお返事させていただくことが適当でない場合にはお返事を差し上げられない場合もございますので、あらかじめご了承願います。)
(1) 丸棒引張試験
・2本の試験片(2種類の試料)が支給されます。
・試験片は平行部をJIS14A号φ10に加工(掴み部は任意)し、試験はJIS Z 2241によります。
・加工及び試験方法は基本的にはJIS規格を基準とし、規格内で各試験所が通常実施されている方法を推奨いたします。
・その他の方法にて実施された場合は、統計計算から除外し、報告書の欄外に記載されます。
・試験片は前もってKMTL-ETの契約試験所で均質性確認用試験が行われます。
・試験項目:①引張強さ、②0.2%耐力、③破断伸び、④絞り
・試験項目は、全項目を報告する必要はなく、試験所の目的に応じて任意の項目のみ(例えば、①引張強さのみ)の報告も可能です。
コード 番号 |
品種 | 試験法 | 試験 頻度 |
1回当たりの費用 |
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MT1 | 炭素鋼・低合金鋼(丸棒) |
JIS Z 2241 | 1回/年 | ¥60,000 ¥66,000(税込) |
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MT2* | A | 炭素鋼・低合金鋼(加工品) |
¥66,000 ¥72,600(税込) |
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B | 炭素鋼・低合金鋼(加工品) |
¥66,000 ¥72,600(税込) |
|||
C | 炭素鋼・低合金鋼(加工品) |
¥72,000~ ¥79,200~(税込) |
(2) ロックウェル硬さ試験
・MR1は、2種類の試料(25~40mm径×L10~15mm)が支給されます。
・試験片は前もってKMTL-ETの契約試験所で均質性確認用試験が行われます。
・試験回数など詳細については別途要領書が配付されます。
・測定はJIS Z 2245またはJIS B 1051 9.9によります。
コード 番号 |
品種 | 試験法 | 試験 頻度 |
1回当たりの費用 |
---|---|---|---|---|
MR1 | 炭素鋼・低合金鋼 |
JIS Z 2245 | 1回/年 | ¥60,000 ¥66,000(税込) |
(1)試験要領書
各試験要領書のダウンロードはこちら
(2)試験結果報告用紙
試験結果報告用紙のダウンロードはこちら